美容鍼とボトックスは、併用できる？

美容鍼とボトックスの併用について

当サロンでもよくご質問いただく美容鍼とボトックスの併用についてです。
結論からお伝えすると美容鍼とボトックスの併用は可能です。

ただ、併用する際にはボトックスを受けるタイミングなど、注意が必要です。
下記に美容鍼とボトックスを併用する際の注意点をまとめておりますので、
受けられる際の参考にしてみてください。

ボトックスは効きすぎると切れるまでの期間地獄です。
事前にメリット・デメリット・リスク（効きすぎてしまった方のブログやSNS）などで情報を見ておくのがおすすめです。
ボトックスを打たれる場合も担当の先生と相談して少量から受けてみるのが良いかと思います。
効きすぎるぐらいなら効かない方がいいので！

当サロンにもボトックスが効きすぎてしまってご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
皆様
「こんな笑った時に不自然になるなんて思わなかった！」
「ついでに勧められたところまで打つんじゃなかった」
などと仰っています。

ボトックスは、シワ予防や筋肉を小さくすることに関しては最強の治療で効果も高いものになります。
それゆえ想定よりも効いてしまったときに後戻りできないので、事前にしっかり情報を集めることが大切かと思います。

現在、「ボトックスが効きすぎて辛い」
そんな方は、下記リンク「ボトックスが効きすぎたときの美容鍼」のブログもご覧ください。

ボトックス®︎（ボツリヌス注射）とは？

ボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種で、筋肉を収縮させるために必要な神経伝達物質のアセチルコリンの分泌を阻害し一時的な筋肉の麻痺を生じさせます。

筋肉を麻痺させるので、表情筋の動きに合わせてできる「シワ」の予防と改善に効果的な治療方法です。
また食いしばりや姿勢不良など、筋肉にストレスがかかりすぎて発達してしまったエラや肩のなどの筋肉の働きを弱めて筋肉を小さくする治療にも使われます。

シワ予防・改善に関しては、シワになりやすいような筋肉の使い方の癖を持っている方にも効果的な方法です。
シワは表情筋の使い方の癖と肌細胞の老化によって深く刻まれていくので、シワを作りたくない方は早めの予防がおすすめです。
肌細胞の老化だけでなく表情筋の使い方の癖（皮膚が折り畳まれる回数）も大きく関わってきますので、深いシワを作りたくない方には、皮膚が折り畳まれる回数を減らす（ボトックスや表情筋の動かし方の修正する）ことがが大切です。

ボトックス®を定期的に打ち続けることでシワ予防や改善ができますが、打ちすぎると笑顔が不自然になったりすることもあるので、ご自身の理想を叶えるのに必要最低限の施術を担当の先生としっかり相談して決められるのが良いと思います。
すでに静止シワができている場合は、ボトックス®＋ヒアルロン酸を打つことが多いようです。

「ボトックス®︎」とは、アメリカのアラガン社製のものを指します。
その他にも韓国製（ボツリヌス注射）のものもあります。
予算や部位に合わせて使い分けることが多いです。
個人的には、エラや肩などの量が必要になる部分は韓国製で、
目元や口元などの繊細な動きをする部分にはアラガン社製のボトックスの方が良いと思っております。

表情ジワを抑えるのに有効で比較的簡単に施術でき、効果の持続期間も約2～3ヶ月程度期待できる治療方法です。
続けることで、将来できる表情シワからくる静止シワの予防に効果的です。

シワの予防以外にも、エラの張り・肩こり・リフトアップなど様々な使い方もあります。
エラ（咬筋）の張りや肩こりには、量と回数がある程度必要なので、韓国製を打たれている方も多いです。
継続することで、筋肉が小さくなっていくので、フェイスラインがスッキリしたり、デコルテラインがスッキリしたりします。
シワ・小ジワ・えら（咬筋の）張り・たるみなどのお悩みをお持ちの方にオススメです。

美容鍼と併用する場合

美容鍼をした後のボトックス®︎

美容鍼をした後にボトックスをされる場合は、内出血をしていなければ当日でも問題はありませんが、見えないところで内出血を起こしている可能性もあるため、7日後（168時間後）以降の施術をお勧めいたします。

内出血ができている場合、
・内出血が大きく広がる。
・内出血の中にボツリヌストキシンが入り、広範囲の筋肉に効いてしまい期待している効果と違った効果が出てしまう。
以上の可能性があるため、リスクを避けるために間隔はあけた方が良いと思います。

ボトックス®︎した後の美容鍼

ボトックスを先にした場合は、内出血ができていない場合は3日後（72時間後）なっている場合は内出血が治ってから可能です。
ボトックスを打った場所を避けて施術をする場合は特に問題はありません。
初めてボトックスを受けられた方は、ボトックスが効いてから(ボトックスで起こる変化を体感するため)1週間後以降をおすすめしております。

理由
・ボトックスは3日〜1週間程度で聞いてくる。
・3日あれば、ボツリヌストキシンは吸収される。
・直後だと内出血があるか？判断できない。

ボトックス®︎の効果

効きすぎた場合

2〜３ヶ月待つと元に戻る。(稀に2~3ヶ月後でも動かしにくい状態が改善しないケースもあります)
ボトックスの効果自体は切れていると思われますが、動かせない期間が長かったため体が動かし方を忘れていて通常通りに動かせるようになるまで時差があるのかと思います。
このケースだと比較的少ない回数&期間で電気美容鍼で動かしやすさ改善することが多いです。

受けられたクリニックに効きすぎたことを伝える。
クリニックでの対処法は、待つ・温める・オビソート（アセチルコリン）の注射をする辺りになります。
オビソートは、費用が高額だいたい1回2〜3万円ほどで、効果は「少し動かしやすくなる気がする」持って１週間ぐらいだそうです。(実際に打たれた複数名の方に聞きました)
それ以外にも、痛い・2〜３日腫れた・内出血などのことをお話しされる方が多いです。
安く受けられるクリニックがお近くにあれば一度試してみるのは、良いかも知れません。

ボトックスの効きすぎ予防には、
・少なめの量から始める
・必要最小限の部位に絞る

効きすぎの後戻りはできませんが、足りなかった場合に打ち足すことは可能なので、
特に初めての場合は、まずボトックスの効果を体感してみてから自分に必要な部分を調整することがおすすめです。
ボトックスを続けられる場合は、次回医師に強すぎたことを伝える。
担当の先生と相談しながら、打つ量や部位を調整する。

※ボディコンディションの美容鍼では、麻痺が起こっている筋肉の萎縮を防ぐ目的と違和感や重さ動かしにくさの軽減をする目的で対象の筋肉に鍼と電気（パルス）を使って施術します。

結構、この効きすぎたパターンのご相談をよくいただくので、また効きすぎた場合の施術もまとめて記事にします。

効かない場合

施術後1週間経っても効果が出ていなかったら、施術したクリニックに相談してみる（もう一回打てるか？）
ご自身のお悩みに解決に施術を選んで受けることがオススメです。

最後までお読み頂きありがとうございました。
美容鍼サロン ボディコンディション 河西哲也

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